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【新人教育】教育をする場合の3つの心得

教育

サラリーマン歴20年のともおです。

まだまだ若造かと思っていましたが、いつの間にか20年もの歳月が経過しておりました。

初めての会社の社長とか、まだ生きてるのかたまに気になります。

さて、僕は今まで複数の後輩を教育してきました。そして、サービスエンジニアなので、数多くのお客様に自社製品の取り扱い方を教育してきました。

教育って難しいんですよね。全ての後輩やお客様が同じように理解するのが理想ですが、個々のレベル差により同じ教育ではほぼ理想を叶えることができません。

それは仕方のないことなので、それを目標にするのはやめましょう。

では何を目指して、何を目標にして教育すればいいの?という疑問が浮かんでいると思いますので、解決できるように導きます。

サラリーマンの教育ってどんなもの?

当然ですが業種により違いますので細かくは言えません。ただし、内容は関係なしに「教育」ということからであれば全て共通しています。

後輩を育てるための教育

会社の同僚など、自分の知識を他人、この場合は関係者に伝授することを言います。

新人で入社してきた、他部署から移動してきたなど理由はさまざま。

それぞれのレベルもさまざまです。

お客様に教えるための教育

お客様(ユーザー)を育てるというのは、自社の製品を使用しているユーザーに、販売した商品の使い方を教える必要がある場合があります。この場合は相手はお客様。お客様の要望に応える教育が必要となります。

そして厄介なのは、初対面が多いことです。やはり初対面になると遠慮しがちなので、教育する前に機会があればですが、なるべく打ち解けられるようコミニュケーションを取りましょう。

僕は人見知りなので最初は苦労しました。

教育に重要な3つの心得

自分が教育を受ける側となって考えるのが1番わかりやすいんですが、自分の教育を自分では受けられないですよね。

なのでここで大事になるのは以下3点です。この教育方法ができるようになれば、あなたは最高の先輩です。いずれ社内に知れ渡れば評価が上がること間違いなしですね。

1.過去の自分(経験)は捨てろ

3つの中で最も大事なことです。

教育者としてやってはいけないこと、「過去、自分はこうしてきた(されてきた)からこうしろ」という持論です。あなたはそうだったかもしれない、でも周囲の環境は今と全く同じですか?違うはずです。

過去あなたがしてきた事、されてきた事を例に挙げる程度なら良いと思ってはダメです。過去は過去、あなたが今何のために教育をしているか、あなた自身が理解しなければいけません。

2.時代を読め

昭和、平成、令和と時代は変わってきてます。

ゆとり世代などもあるように、教育を受ける側にも大きな変化があるので、理解しておかなければいけません。

10代から50代、60代もあるかもしれません。年代で覚えておくとより伝わりやすいです。

10代への教育

アルバイトが多いと思います。10代は集中力がありません。なので、通常より多めに休憩を入れるのが良いです。

そして休憩時間を長めに取り、少し復習させておきます。学校教育が終わってすぐなので、予習、復習形式がスムーズです。

時間的な例を挙げると、50分教育したら15分休憩。休憩中に要点を見直しておく。こんな感じです。そしてこの復習がしっかりできる人かを見極めておいてください。その人は

対応力があるので、早い口調の方が集中力が高まります。

20代への教育

10代の頃と同じように集中力はなく、更にうまく気を抜く技術を身につけています。ただし、もの凄くやる気のある人と、その真逆の人、大きく分かれます。この場合は「もの凄くやる気のある人」に集中して教えましょう。

やる気のない人はいずれ痛い目を見ます。それも教育の一環として、心を鬼にして対応しましょう。また、やる気のある人ない人はしっかりメモを取り、会社側から説明を求められた時にやる気のない人のせいで教育側が責められる事態を免れましょう。

そして多対1だと明確にやる気が分かれます。

20代への教育は1対1がベストです。必ずしも1対1でできる状況じゃないと思います。そんな場合は通常より質問を多めにするのが良いです。

20代後半になると「知ったかぶり」をする最悪のパターンが出てきます。

また、「何がわからないかわからない」という場合もありますので注意しましょう。

10代と同じように早い口調が集中力が高まります。

30代への教育

20代後半同様、知ったかぶりが目立ちます。

集中力は責任感のせいか比較的上がってますが、持続性はありません。

要点のみの説明を心がけて、わからないところはその時か後で質問形式をとると比較的覚えが早いです。

1対1が好ましいですが、多対1でも20代と比べると集中している人は多いです。逆に中堅を担う者、会社の後輩であれば多少厳しくするのが良いでしょう。

40代以降への教育

あなたの年齢次第ですが、中途半端な知識のせいか、人を馬鹿にしたような発言が目立ちます。

会社内の教育であれば論破しましょう。もしあなたより歳が上でも関係ありません。昭和の時代を生きている者、40代以上はメンタル強めでプライドが高いので、正論で論破する事であなたの見方を変えます。

もし客先が相手なら、自分に非がなくても「私の勉強不足ですみません。◯◯の検証をした上でこのような結果になりました。」など、自分に非があるかのように見せかけて実はそうじゃない、と言う対処がベストです。

50代以降への教育

50代以降になると、基本的に1度では覚えません。また同じ質問を数回してきます。

何の悪気もないので、優しく対応しましょう。単純に記憶力が衰えているだけです。

口調は遅めが良いです。その代わり、ウトウト者が続出するので対話式にするのと、わからないことはその場で解決できるように質問形式も織り交ぜましょう。

ちなみに60代以降の方へ何回か教育した経験がありますが、正直時間がいくらあっても足りません。5回くらい同じことを聞かれます。次に進むと前に教えたことを忘れます。ただ、やる気がある方の場合は優しく対応しましょう。

3.相手を理解しろ

十人十色という言葉があるように、必ずしも皆同じレベルなわけではありませんよね。

足し算はみんな知ってるけど割り算は知らない、知ってるなど、同じレベルの人はいないと思ってください。個々で専門性が違うので、1回の教育で全員が理解できる教育はほぼ不可能と思ってください。そうすると少し気が楽になります。必ずついてこれない人がいます。

1回のみの教育なら、個々に内容を分けることは難しいので終了後も連絡を取れるようにするべきです。

複数回に渡る長期的な教育なら、過去にどのような経験をしたかを初回に聞き出すのが大事です。

そうすることにより、それぞれのレベルがわかります。もしレベルごとに分けられるようであれば、クラスを分けるか席を近くするか、グループ分けする事で教育しやすくなります。

相手のレベルはすごく大事です。

幼稚園生に九九を教えようとしても無理ですし、中学生に九九を教える必要はありません。

幼稚園生と中学生に同時に同じことを教育するのは困難ですし、普通は分けますよね。

この例は極端ですが、実際この通りで、個々のレベルに見合った教育をしないと効率の悪い教育になります。

教育中に寝る人は必ずいる

複数人に教育する場合、内容がどうであれ一方的な教育をしていると必ず寝る人、もしくはウトウトする人がいます。

これは仕方ない事で、一方的な教育の場合は防ぎようがありません。なので対話式の教育にする必要があります。

聞くだけではなく実際にやってみる、使ってみるなど自分で考えさせる教育をするように心がけましょう。

あまりにも多い場合、一言入れると意識が変わります。

「少し眠そうな方が多いですが大丈夫ですか?」など一言入れてから「少し休憩を入れましょう」と言います。

こうする事で相手に「寝てることは気付いてるよ、気合い入れようね」と遠回しに伝えることができます。

教育まとめ

いかがでしょうか。教育とは「教育する側の教え方」ももちろん重要ですが、聞く側の「聞く姿勢」が最も重要です。どんなに優秀な教育者でも、聞く姿勢が整っていなければ誰も成長しません。

教育側は相手を見て、今までどんなことをしてきたか、どんな人かを質問してください。相手の能力を知ることで、効率の良い教育ができます。

そして聞く側はわからないことがあれば聞く。できればその時に聞くということが大事です。後から聞くのも悪いとは言いませんが、理解しそうな時に聞いておかないと効率は悪いですよね。

良い教育者になり、後輩を育てましょう。